いつもご覧いただきありがとうございます。
2019年から、書道を習い始めました。
小中学生の頃に学校で習うような所謂"書道!"ではなく、その隣に名前を書く時に使う「小筆」を使う書を習っています。(実用、かな)
書道教室に通うようになってから、1年以上が経ちました。
毎回文字を書いて思うのが、「全然上達しないな…」ということ。
いくらお手本を見ても、気を抜いたつもりはなくても、お手本通りに上手くいかない。
どうしたらお手本に近づくか?を考えながら書く、繰り返し。
「私はちゃんと上達しているのだろうか?成長しているのだろうか?」
何も吸収せずただ書いているだけなのではないかと情けなく、挫けそうになったので、1年前の習い始めた当時の半紙を見返しました。
なんと、"どうせ変わっていない"という想像に反して、少し変化があるのを見つけました!
もちろん上記に述べた通り、お手本のようにならないままだし、今書いている字に満足もしていません。
それでも、変化が喜ばしく面白かったので、取り上げてみようと思います。
ということで、今回の記事では、アラサー社会人が書道を習って1年で、字は変化するものなのか?について、ご紹介します。
手身近の目に見えてわかる変化を欲している方や、書道に興味があるけど実際どうなんだろう…と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
書に精通されている方は、どうか暖かい目で見守っていただけますよう…
※書道教室に通い始めたきっかけや、習うことのメリットなどは、別の記事にて詳しく記載します。
独学で練習していた頃の字と変化
今から4年前、本屋さんで文字練習のテキストを買い、ジャポニカ学習帳と筆ペンで、気が向いた時に練習していました。
その字がこちらです。(←Before / After→)
当時の練習用紙は捨ててしまったので、写真しか残っていませんでした。
「独学でも練習したお陰でめっちゃ成果がありました( ^ω^ )」と変化比較のために撮影したもの。
比較対象は同じ字ではないので、なんとも言えないところです。
また、左右の字、大差無いように見えますが、当時は結構な変化があったと実感していました。
書道教室に通い始めてからの変化
大前提として。
どの字も、先生のお手本を見ながら書いています。
一ヶ月の変化
お手本を見て書き、提出する。
先生に直していただく時、今まで自分が気付かなかった新たな注意点を伺い、また新たに書く。
それを一ヶ月繰り返した時の、字の変化がこちら。
一ヶ月でも、結構変わっていますね。"します"ヤバい。(語彙力)
それでは、2019年(習い始め)と、2020年(今)との変化を写真でお見せします。
「新」の字
2020:つくりの斤が安定している。
ふわーっとしていたはらいが、マシになった。
へんとつくりの大きさバランスも良くなった。
「花」の字
2020:キュッと引き締まりました。
とはいえそれでも先生の指導が入っているのでまだまだ励みます。
「御」の字
2020:線に迷いが無くなった感じがする。
ただ、自分の字だけで見比べすぎて、正解がわからなくなってきました…
やはり、お手本と比べないと意味ありませんね。と今気が付く。とはいえ最後まで記事にしますが。
「空」の字
2020:これは顕著! 安定した。
2019の方は、自分の筆癖(最後の一画のような)が酷い。未だにやってしまう時があるので、封印するよう努めます。
まとめ
変化をご覧いただき、いかがだったでしょうか。
●変化した理由
その時その時の精一杯お手本に近付けたものを提出しているつもりです。
でも、一年経てば、かなり筆に慣れて、線も安定してくるのだということがわかりました。
お手本を見て「ここはこうしたらこうなる」のバランス感覚も練習ごとに掴めてくるし、「このつくり(へん・かんむりetc.)は、この前に別の字でも練習したなぁ」といったことも出てきます。
●変化の喜び
自分の字が変化していくのは楽しい。
練習したことが別の文字でも生かせるのも楽しい。
●自分の字を客観的に見た反省点
ただ、この度改めて自分の字を客観視することで、基礎ができていないなぁと痛感しました。
こればかりは不得意を自覚して練習あるのみですね。
●これから
筋トレは続かない私ですが、書道はゆるりゆるり1年は続けることができました。
練習不足感は否めませんが、それでもこの変化!
さすが!書の天才!素敵!世界一!そ…そ……。
(合コンさしすせそ風に自分を持ち上げようとしたが思い浮かばなかった)
…と、この昂りをモチベーションに、これからも書道教室に通い続けようと思います。
ではまた。