お酒に魅力を感じない20代
「お酒の美味しさがわからない。」
「別にお酒でなくても美味しいものはたくさんあるし…」
やっと20代後半で、ビールとレモンサワーの美味しさがわかった程度。
華の20代、お酒とはほぼ無縁の生活を送ってきた。
それが、30付近の今。
・年々、日に日に「食」に関心が向くようになったこと
・食事とお酒の組み合わせの可能性を感じたこと
・人から勧められた谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読み、漆の器でしっぽり日本酒を呑む図に憧れを抱いたこと
などの理由から、ちょっと日本酒を飲んでみようと、(何度目かわからない)チャレンジを試みた。
日本酒って、美味しいんだ!
そんな私が飲んだ中で、飲みやすかったと感じた日本酒が、こちら。
兵庫県伊丹市の造り手、小西酒造株式会社さんの純米酒「白雪純米にごり酒」。
デザインからして素敵。
「日本酒初心者チャレンジャーが、720mlも消費できる訳ない!」
と躊躇いつつ、漂う可愛さと上品さ、瓶の美しさとに一目惚れして購入した。
よくある日本酒の瓶デザインから漂う「漢!」感が、日本酒初心者の私にとってはとっつきにくかった部分でもあったので、このデザインは興味湧いた嬉しいポイント。
味はというと。
お酒感はちゃんとありながらも比較的やさしく甘い風味なので、割と飲みやすかった。
甘ったるくはないから、食事と合う。
ああ、これが日本酒が美味しいということなのか!とお口の中でちょっとした革命が起きた。
また、フルーツビネガー(おすすめはザクロ酢との事)と割るのも美味しい、とのことだったので、こちらもチャレンジしてみた。
確かに、これはハマる!
以下、サイトに掲載されていた文を引用。
ゆっくりと楽しみたい、やさしい甘みを感じられるにごり酒です。
すっきりとした飲み口でありながら、広がるコクとやわらかな余韻が特徴です。
アルコール分:13度以上14度未満
小西酒造株式会社 白雪純米にごり酒 特設ベージ
米のやさしい甘みを発酵により引き出した、純米のにごり酒。
すっきりとした飲み口でありながら、やわらかな余韻が特徴。
小西酒造株式会社 清酒一覧-純米酒
確かにそうだ。…と思わず納得。
お酒の次は…ぐい呑み!
お酒を呑み始めると、今度は自分用のぐい呑みが欲しくなった。
せっかくならいいものが欲しい。
でも、高額だったら趣味好みは変わるかもしれない。
と、あれこれネットショップサイトを巡る日々。
焼き物か、ガラスか、金属か…
あれもこれも素敵で、探すのも楽しい。
とはいえ、ネットだと直接触れるわけではない。
何にせよ、「素敵!」と思っても、いざ届いた時になんというか、心からの満足感は得られないなぁと感じることもあって、それはぐい呑みも同様、なかなか買えずにいた。
それが、ついに…、購入!
木製の、塗りのぐい呑み。
先日、ひとりで宮島に遊びに行った時に購入。
塗りは、漆…?
ラフな塗り具合、金額はかなり安かった。
その上、説明書きも何もない。それもまた気取らずいい、ということで。
ひとり宮島旅(日帰り)が本当に楽しかったので、その思い出も相まって、使う度に幸せな気持ちになっている。
この満足感は、実際に手にとって買わないと味わえないなぁと、それを味わえたこともまた嬉しくて。
にごり酒の白。
そこに、ぐい呑みの漆黒と、アクセントの朱。
なんかもう、日本の美しさが詰まっていると思う。
物自体、造形美やこだわり、ブランドがある訳ではない。
でも、自分にとっての"特別"なので、お酒を呑む時間がより幸せを感じるものとなった。
飲み物の選択肢の一つとして
飲み物って自分の中でブームがないだろうか。
私の場合、少し前だと、マサラチャイとか…
現在だと毎朝の豆乳青汁プロテインとか…
日本酒もまた、数ある飲み物のうちのブームの一つに過ぎない。
だけれど、より美味しく自分に合うものと、程よく楽しめたらいいなぁとも思う。
自分のお気に入りが増えた世界は、絶対に楽しい。
これからも、飲み物の選択肢の一つとして、マイペースにゆるゆる日本酒の世界を広げていこうと思う。
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