4月はじめに、人から一輪頂いた花。
カサカサしたのが特徴の、スターチス。
頂いた時は、ピンク一色で、綺麗だな〜と思っていた。
が、2日くらい経つと、先端に白いプチプチしたものが出てきた。
虫だろうか…!?
と変にビビっていたのだけど、その後また2、3日くらい経つと、萎んでいった。
(過去、竜胆の蕾にウジムシが大量におり、開花と共に、部屋の天井、花入の水の中に、ウゴウゴしていたことがある為、変に身構える。)
どうやら、この白いプチプチこそが、スターチスの花らしい。
そして、自分が今まで花だと思い込んでいたピンク色の部分は、「がく」だそう。
知らなかった!
通りで、花持ちがいい訳だ、と納得する。
(本当は花ではなかった訳だけど。)
現在、この写真を撮影してから2週間近く経つが、今もなお元気なまま。
先程も書いたように、白いプチプチした花は萎れたのか消えてしまったが、がく部分は色褪せにくいし、萎れもしていない。
ドライフラワーや仏花としてもよく用いられるそうだ。
スターチス。
名前は知っていたし、墓参りに仏花として用いて、なんとなく身近に感じて知った気でいた。
観察したり、疑問を持って、自分の経験としないと、知らないも同然なのだなぁと悟りの考え方を、花を通じて感じた出来事だった。
では、また。