しあわせ街道 膝栗毛

心豊かに穏やかに。不器用なアラサーによる、ひとり楽しい生き方の模索録。

ひとり時間の楽しみ方【一人で動物園へ行った時の話】

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象。大きいと知っていても、間近で見るとやっぱり迫力がある。

 

今回ご紹介する【ひとり時間の過ごしかた】は、「動物園へ行く」。

  

 

「一人で行ってきた!」

と言うと、

・寂しくない?

・楽しくなさそう

・勇気あるね(周りの目が気になる)

などの返答が返ってくることが多い。

 

一人動物園、経験がなかったならちょっと抵抗がある、という方が多いのかもしれない。

 

「気にはなっているけど…」となかなか実行に移せない方。

もしくは、一人で動物園に行って楽しい?と思っている方もいる事だろう。

この度は、楽しめるし、やって後悔しないよ〜!という熱を書き置くことにする。 

 

   

休日の過ごし方としてのひとり動物園

"ひとりにオススメ"度

★★★☆☆

人の少ない平日だったら◎

平日は一人の人も意外といました。カメラ持参の方とか。

一人で行くには少々気合を入れなければならないが、休日の過ごし方としての充実感はかなりあるので★3。

 

一人で動物園へ行く醍醐味

1.好きな順番で、好きな動物だけ、自分のペースで見れるところ。

これに尽きる。

 

例えば…

私は比較的爬虫類館が好きなのだが、人によっては苦手な場合もある。

人と行く場合は、要相談箇所というか、もしくは何も相談無くして省かれやすい場所ランキング上位だったりして残念に思うことも。

 

また、

「さっきいなかった動物のところへ戻ってみよう」

「ここは見なくていいや」

が0秒思考で実行できる。ノーストレス。

 

2.ぼーっと見れる

人と話をせずに動物をぼーっと見る機会ってなかなか無いもの。

そういう見方も刺激となって面白かった。

 

ちょっとした恥ずかしいハプニングとしては、ボーッと見る時、ポツリポロリと独り言が漏れること。

歳を重ねたからか、その独り言を楽しんでいる節もある。

若い頃の独り言は不思議ちゃんみがあって、思い出すと我ながら痛かったものだが、今は、例えるなら、知らない人の子に話しかけるおばあさんの様な心持ち。

ボーッと見つつ、動物に意識が戻った時、その行動を無意識に実況したりとかして、でもそれが脳内の思考なのか、言葉に出してしまったものなのかがわからなくなる。

そんな一人動物園。

 

 

一人で動物園へ行った時のデメリット

1.子供に混じった時に、ちょっと恥ずかしい

動物とのふれあい広場コーナーでは子どもが多いので、それに混じるのは若干の恥ずかしさがある。

また、その恥ずかしさに対して突っ込んだり共有してくれる人がいない。

それらの恥ずかしさを自分で解消しなければならないところが個人的に辛かった。

 

とはいえ、子どもに混じりつつも、動物をわしゃわしゃしたり、写真を撮っていたらだんだん気にならなくなるのでご安心を。

 

 

2.自分の姿を写真に撮ってもらうことが困難

動物と触れ合っていても、その自分の姿を撮ってくれる人がいない。

三脚持参でセルフ撮影か…

もしくは近くにいる人に声をかけて撮ってもらうという手はあるけれど。

 

私は、自分の姿を写真に撮られるのはどちらかというと苦手なタイプ。

また、知らない人に頼んで撮ってもらうのも申し訳ないやら恥ずかしいやらでストレスに感じるだろうから、自分の姿が写った写真が無くても気にしない。

 

3.情報共有ができない辛さ

いくら好きな動物がいても、その魅力を側の誰にも伝えることができない。

細めた目と紅潮した頬を、即座に元に戻さねばならないような寂しさ。

 

 

ワクワク120%で行ったものの、実際はそれなりにデメリットがあった。

だけど、動物園の場合、人と(例えばお店ならそこにいる店員さんとか)話さなくていいので、実に楽。

 

(一人でカメラを提げて歩いていると「すみません、シャッターを押してもらってもいいですか?」と声をかけられることがある。

話しかけられるといえばそのくらいだった。)

 

 

より充実させる為に、カメラを持って行こう

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動物園へは、カメラ持参がオススメ。

一人で行くのに非常に相性がいい。

 

好きな動物や、ここぞ!の動物がいたら気合いを入れて撮影したいもの。

せっかく一人なのだから、一匹の動物にいくらでも時間をかけれる。

お気に入りの動物のシャッターチャンスを待つと、時間があっという間。

※周りの迷惑とならないよう配慮が必要。人と一緒だと声掛けなど注意してもらえるが、一人な分、集中しすぎないよう気をつけたい。

 

↓私が愛用している一眼レフカメラ(Nikon D810)

↓使用レンズ(Makro Planar T* 2/50 ZF.2)に近いもの

勿論、一眼レフなどで無くても、スマートフォンでの撮影も手軽でいい。

 

カメラの場合は、ファインダーばかり見てしまって、「ファインダー越しには結構見たけど実際の動物はあまり見れていない…」となりがち。

スマホの場合は、画面と実際の被写体とを行き来しやすいので、動物園の本質をより楽しめるのは、実はスマホの方なのかもしれない。

 

スケッチブックも持参したが…

カメラと一緒にスケッチブックを持参したが…

写真撮影が優先になってしまって、スケッチブックの出番がなかった。

スケッチに慣れていないから、それこそ周りの目が気になってしまったのか…

今度はスケッチメインで行くと決めるのがいいかもしれないと反省。

 

カメラで動物を撮ってみた

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カラフルな鳥。オウム?

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高いところで笑っている(ように見える)。

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このしなやかさ、ちょっとセクシー。

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ガラス越しに、こんな間近で見れた。目といい肉食感がたまらなくかっこいい。

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フラミンゴ。ちょっと群れから離れたところでポーズ。


動物の毛並みを鮮明に写せると、めっちゃテンション上がる。

ふわふわ〜とか、そういった毛並みの暖かさを表す造語が脳内を占めて、実際には動物を触っていなくても、冬の毛布にくるまっているかのような幸せ感を味わえた。

 

動物園の写真撮影が難しいところ

カメラで写真を撮る際の相性が良くないのが、館内。

(例えば、爬虫類館や夜行性動物館などの暗いところ)

 

ガラスケースに光などが反射して上手く写せない

入り口付近の光、非常灯、ガラスに映り込む自分の姿…。

 

暗い場所での撮影は困難

シャッター速度、ISO感度、それに反して彼ら夜行性動物たちは動きが早い場合も多い。

なので、私は写真撮影を泣く泣く断念している…。

 

こういう館内は、大抵ショーケース自体も小さめで、カメラを構えて構図などに拘りだすと、周りの人の迷惑になり兼ねる。

ここは、この目でしっかり堪能するのが良い、と割り切って楽しみたいところ。

 

 

まとめ

「行きたいところに、行きたい時に行くと、幸せになれる!」という話だった。

それにおいては"一人で"だとか、"友達・家族・恋人と"だとかは関係ない。

人と楽しみたいのだったら、人を誘った方が目的に合う。

逆に、動物が見たいのであれば、それは一人でも叶えられるってこと。

 

最後に

結局自分は、多分動物が好きなんだと思う。

 

過去の自分を振り返って。

自分が社会人になりたての時。

通勤時に同じバスに乗っている自分より20歳も30歳も年上の方々が、毎日同じバスに乗って通勤している現実が、これからの自分に重ねられなかったあの頃…。

「今これだけしんどいのに、あと30年もあんな風に勤められないよ…生きるのって大変なんだな…」

と先の見えない不安に毎日泣いていた。

 

そんな時に、書店で岩合光昭さんの動物の写真集を見つけた。

母親ライオンが子供をくわえて移動させていたりとか、そういう姿にグッときたり…。

動物間の愛や(本能か)、こんな環境で生きるか死ぬかの毎日を生きているんだ、とか、こんなにも必死に生きているから私も頑張ろう…と店頭でまた涙が出たので、心のお守りに買って帰った。

 

動物も動物で生きているエネルギーみたいなのがあって…

その中に、頑張れ〜と応援したくなるような部分を感じて、そしてそうやって動物に対して客観的に見たからこそ、自分の現実問題・溢れ出そうな不安ともちょっと距離ができて、余裕を持って考えられるところまで持ってこれたというか。

ああ自分も頑張って生きよう、と素直に思えた。

 

これが、対"人"の場合(尊敬対象・憧れの対象・モデルにしたい生き方の人)、

「あの人は色々なことができて凄いな、私もあの人みたいになりたいな…。でもあの人は私にないものをいっぱい持っているし、苦しいな…」

と勝手に自分と比較しては苦しんでしまいがち。

自分を励ますつもりで誰かしらをモデル設定するのに、自分と違いすぎて自己肯定感が低くなったり。

 

でも、動物に対しては、ただただ生きるエネルギーしか感じないので、純粋に元気になります。

だって動物とは比べようがない。同じなのは、生きているというところだけ。

 

改めて。

ボーッと動物のエネルギーをチャージするには、ひとり動物園はかなりオススメ、という話だった。

 

では、また。