しあわせ街道 膝栗毛

心豊かに穏やかに。ひとり楽しい生き方の模索録。

ひとり時間の楽しみ方 - 休日編 - 「美術館へ行く」

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きぬやです。

 

今回は、私の

休日のひとり時間の楽しみ方「美術館で過ごす」

について書いてみます。

 

 

人と一緒に足を運んでも楽しい美術館。

だけど、ひとりならではの味わい方もあるのです。

 

 

 

ひとり時間としてのオススメ度合

★★★★★

 

美術館は

  • 静かな場所(人と話すのが躊躇われる空間)
  • 自分のペースでまわる方が楽
  • 美術・芸術には好みがある(作者・作品・傾向など)

 

だから逆に、人と一緒だと  鑑賞し辛いと感じることもあります。

 

他のお客さんも一人の人が多いし、そもそも人は作品を見にきている訳だから、人目も気にならない。

よって、ひとり時間初心者の方にもオススメ。

 

展示内容によっては、期間限定だったりするので、気になった時・思い立った時に一人ですぐ行って楽しめる場所としては最適です。

 

 

 

美術館の魅力

 

  1. 贅沢気分が味わえる
  2. 自分の興味・関心のあることが増える
  3. 気が紛れる
  4. ロマンを感じる

 

 

1.  贅沢気分が味わえる

 

 空間 : 静か / 広い / 時間がゆったり流れる空気感 

 建物 : 綺麗・洗練されている / 自然が近くにある(木や水など)

 

美術館に足を踏み入れた段階で、心地よい緊張感と幸福感が味わえます。

 

大きい建物に自分ひとりで入る贅沢。

 

それから作品を見て、いろいろな感動・思いを持ったまま、それを家に帰るまで誰にも話さず人と共有しないという秘密めいた贅沢。

…その時の感動を人に話しても、伝わらない、伝えきれないのもまたデメリット感満載な贅沢ですね。

 

 

2.自分の興味ある事・人物が増える 

展示を鑑賞する前と後とでは、作品・画家作者に対する興味が変わることが多いです。

(多くの場合はいい方へと。稀に逆もあったりして…でもまぁそれも面白い。)

 

キャプションがついてるものも多いので、「そんなに好きでなかったのに、意味や背景を知ってからなんか気になる」というようなことも起こったりします。

 

 

鑑賞してみて、結果その人自体に興味が湧かなかったとしても、他の部分(例えば、この時代について調べてみたいとか、技法が気になるとか、影響を与えた人とか)が気になったならば、自分の興味が明確化されていることになりますよね。

 

私は、何かしらの洋画展を鑑賞して(覚えていない)、併設のグッズ売り場でなぜか日本絵画の本について買い、その本ですごく好きになった画家がいました。

 

 

興味の幅が広がると、結果生きるのが楽しく、楽になる気がします。

自分が話したいと思う人が増えたり減ったり変化していくので、人間関係も変わりますしね。

 

 

3.気が紛れる

私は普段、自分の世界だけで過ごしがちなのですが、そうすると塞ぎ込んだり落ち込んだりすると、悩みなどに猛進してしまうんですね。

 

そんな時に美術館へ行くと、時間をかけたり、それぞれおもいおもいのメッセージが込められた作品がたくさん展示されている訳ですから、圧倒されます。

また、例えば作者が、当時苦しい生活をしていた・苦悩を抱えていただとか、そういう状況を知ると、感情移入をしてしまう。

そんな状況で、この絵を描いたのかと知ると、人としての生き様を見せられたような気がして、自分の悩みとの距離が生まれます。

よって気が紛れる。いいですね。

 

 

 

4.ロマンを感じる

例えば、一枚の絵が好きになったとして…

その時代、もしくは現代に至るまでの間、自分と同じように「この絵が好き・価値がある」と思った人がいるからこそ、今こうして自分が絵を鑑賞できているんだ、と考えると、ものすごくロマンを感じます。

自分と同じ 好み・感性・価値観を持った人がいたんだなぁと…

 

 

そして…

美術館内、または近くにカフェがあることも多いので、ゆっくり鑑賞した後は余韻に浸りつつ飲食するのも乙ですね。

 

 

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ゆるぼとけと黄昏

 

 

以上、私の休日のひとり時間の楽しみ方「美術館へ行く」でした。

皆さんはどのように美術館を楽しまれていますか?

 

 きぬや