しあわせ街道 膝栗毛

心豊かに穏やかに。ひとり楽しい生き方の模索録。

【多肉初心者・秋】葉挿しの根が生えてきた!

最近育て始めた、多肉植物の話。

葉挿しにチャレンジする初心者の近況

根が生えました!

www.yurubotoke.com

 

多肉植物を育て始めた11月初旬。

あれから、1ヶ月と少し経った。

 

育て始めるにあたり、植え替え時に取れた葉・もいだ葉を、

葉挿しにチャレンジすべく、放置していた。

 

11月中旬。

毎日チェックしていた。

が、一向に根が出る気配がない。

 

葉挿しが成功しない種類もあるみたいだし、季節はもう冬だし…

何かしら失敗したのかもしれない…

と残念に思いつつ、窓辺で放置していたところ…

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11月下旬、ついに根が生えた!!

3週間以上経った、ある日の喜び。

 

根が生えた、その後

全部が全部生えた訳ではなかったので、根が生えた分だけを、

その後数日経ってから、根を土に隠した。

その後、水をやってみた。

 

ただ、根を隠す際に、根を傷つけてしまったのか、

可愛らしいピンクの根がたくさんあったはずなのに、

取れたか枯れたかで、数が減ってしまったようで…

 

その後、土越しに見るに、また根が出てきたようなので、少し安心な12月中旬。

 

とはいえ、これからどうなるのか全くわからないので、ドキドキは続く。

 

 

育てる前は、多肉動画やサイトを結構見て知識を入れていたが、

いざ育て始めたら、

・手に入れて安心してしまった

・思ったより手がかからなかった(きちんとしていたら放置で大丈夫、かも)

・成長スピードが遅い

などの理由により、

「そこまで不安がることなかったな。何かあった時は、チェックしよう」

くらいの心構えになった。

 

よって、勉強不足感は否めないが、

それでも可哀想なことにはなっていないので、今のところは、よし。

 

植物を身近にして思ったこと

植物を育ててみて感じたことや、眺めながら思ったこと。

 

自分は極度の不安症であること

何事にも言えることだけれど、

ズボラ故に「ちゃんとできないかもしれない」と

すごく先のことまで心配になる傾向があったのだということ。

 

「それ自体は悪いことじゃないし、責任感があるってことだな」

と肯定的に捉えていたけれど、

今はまだ考える必要のないことでまで心配しているから、

ずっと不安がっている状態だった。

 

常に不安が消えることはないし、

アクセルとブレーキを常に同時に踏んでいる感覚だから、

60%は楽しい、40%は不安、というように、

楽しさマックスで60%。

 

それも無意識だし、みんなそんなものでしょ、と思っていたから、

そんなこと思いもしなかったけど。

 

心からその瞬間を楽しめていなかったことが多かっただろう。と、今なら思う。

 

いざやってみたら、やってみただけの喜びはある

根が出る喜びは、植物を育てる前は想像もつかなかった。

それこそ「まぁ出るだろうね」くらいの。

 

でも、植物育てる難しさを知ったら、見方が変わった。

根が出るのも当たり前ではないんだなということを知っているからこそ、その喜びがある。

 

どの世界でも、足を踏み入れれば、その道の険しさを知るもの。

1と100の差より、0と1の差の方が大きいんだろうな、と思った。

 

人間関係も一緒

構い過ぎたり、距離が近すぎると、よくない。

この良くないのは、相手にも自分にも、という意味。

 

毎日何時間も「まだ根が出ないな〜」と眺めていたら、

あれもこれも気掛かりになって、水や肥料をキャパ以上に与えてしまったり

悪い虫がついていないかと心配になったり、

その結果、相手の為にもなっていないし、自分の精神衛生上も良くない

 

放置するくらいで丁度いい。

もしくは、定期的に、短時間の接触。

 

なるほどなぁ。

 

べったりずっとで、

「最近成長遅いけど、悪い虫ついてんじゃないの?」

「いつ成長するの?いつ芽が出るの?」

はしんどいよね。

 

それより、

毎日短時間でも、さらっと爽やかに挨拶された方が、好印象だよなぁ。

それで、

「あれ、今日元気ないじゃん、何かあった?」

くらいのライトな感じで調子を気にしてくれたら、とても嬉しい。

 

適度な距離感、大事。

 

それなのに、過去を振り返ると…

 

自分の築いてきた人間関係は、

心構えは後者のつもりだったけど、

やってきた行動は、どちらかといえば前者だったなぁ。

 

これを機に、以後意識改革をしようと思う。