もっと気分が高まる空間を求めて
今から約1年前、昨年の夏。
自分の部屋・家中の床を、フローリングモップで1〜3日に1度、「ささっと」でも掃除するようにしてから、部屋を整えようとする意欲が湧いた。
滅多にかけなかった掃除機の時はなんとも思わなかったのだけど…
この度拭き掃除化したら、家中を清めている感じがして。
”こりゃ自分の家が神社のように清々しいぞ〜!”
と調子に乗ったのをキッカケに、こんな本を買った。
「パワースポットのつくりかた」
あなたの自宅・オフィス・店舗…
地上最強のパワースポットに!
黄色い表紙に優しいイラストが目を引く。
この本では、
・そもそも自分の思考から変える
・その上で、何を置くとパワースポットに近付くか
など、具体的な例を挙げている。
思わず「ちょっとやってみようかな!」と試してみたくなるような、わかりやすいながらも奥が深い"パワースポットグッズ(自然や行動も含む)"を紹介している。
パワースポットってスピリチュアル?怪しい?
実は私、昔はパワースポットとか信じていなかったタイプ。
そもそも外に出る事自体が面倒だった。
それが、部屋を整えたり、自然を感じて癒される、なんとなく気分がいいかも!な経験を重ねていくと、"気がいい"ものに目が向くようになった。
ボヤけていた世界に、ピント、チャンネルが合うようになった感じ。
そこからは、いわゆるスピリチュアル系も、自分がいいと思うものや合うものは取り入れてみるようにしている。
「なんかいい感じ!」などの感覚は、自分の中に確かに感じるものの、ただ、こういうスピリチュアル系パワーって、数値化されたり可視できるものではない。
「水晶がいいですよ」と書いてあっても、自分の中でちゃんと「水晶いいなぁ」と思わなかったら、それこそ水晶はただあるだけで、エネルギーを発揮できないと思う。
という訳で、自分が惹かれてチャレンジ可能そうな事だけ、試してみることにした。
まずは"パワースポットという概念"を取り入れることにした。
私のイメージするパワースポット
本が語るところのパワースポットとは少々異なるところはあるが…
私の目標とするパワースポットの雰囲気は、ズバリ「床の間」。
最小限なもので最大限の豊さが表現されていて、空間と物が生きている感じが伝わる。
あるだけで気持ちが整う。
などと、それっぽいことを書いてみたが、自分の家に床の間は無い。
なので、あくまで雰囲気、なんちゃって床の間、床の間という概念だけ拝借。
どんなに小さくても、そして立派な物でなくても…
自分のお気に入りの物が、流れる空気と共に輝き、存在感を放つ。
そんな風になればいいと思っている。
いざ、私なりのパワースポットを作ってみた
というわけで、まずチャレンジしたのがこちら。
「黄色のもの」がいいと聞いて。
(場のエネルギーをニュートラルな状態に整えて活性化してくれるそう)
黄色い絵は、水彩絵の具で描いてみた。
龍っぽく、でもガッツリハッキリわかるものにはしたくなくて、ふわふわと優しい色を乗せる程度に。
「植物」「軸…ではなく絵」「香りもの」と…
なんとなく床の間っぽい雰囲気が出ているのではないだろうか。
部屋にパワースポットがあるメリット
掃除・片付けのモチベーションUP
一箇所整った場があるだけで、「部屋全体も気持ちのいい空間にしたい!」という気持ちになる。
私の場合、掃除のモチベーションアップに繋がった。
また、時には、疲れたりやる気がない時期もある。
それでも、「まぁ一箇所綺麗な場所があるから、他が荒れていても良しとしよう」とも思え、元気が出るまで荒れた部屋の自分を許容することも出来た。
自分で自分を大切にしている実感
自分が「いいなぁ」と思うものを、(そこだけでも)整えた空間に、シンプルに丁重に飾る。
それが、自分が毎日見る場所にある訳だから、テンション上がらない訳がない。
ちゃんと自分を生きている!
今、自分を楽しんでいる!
という肯定感も出てきて、自分を大切にすること、身の回りを整えることは改めて大切なのだということを学んだ。
パワースポット化のその後
今は、ちょっとずつ変えたりバージョンアップしたりして、植物は季節の花を、香りものは、アロマオイルとお香を楽しんでいる。
お気に入りが増えたので、そちらもご紹介していこうと思う。