部屋を、自分にとってもっと心地のいい空間にするために。
今回は「香り」について、自分に合う方法が習慣化し確立できたので、記事にする。
朝掃除の時にお香を焚く
まず朝起きたら、空気を入れ替える。
朝食後、フローリングモップで、ササッと拭き掃除をしている時に、お香に火を付ける。
床掃除が終わったら、まだお香の火が残っているので、せっかくならと近くの机に座って自分がしたいことをスタート。
他にも掃除した方がいいところは残っているけれど、やり始めたらキリが無く…
お香は、そんな時のタイマーの役割も兼ねているのだ。
わずか5分、床掃除をしただけで、一日の始まりを気分良く始めることができる。
そしてその後、スッキリした部屋でお香を楽しみながら、しばしの間だけでも作業に集中することで、朝の満足度・充実度が爆裂に上がる。
お香を焚く時間帯
昼、夜に焚くこともあるけれど、個人的に合っていたのは、朝。
「昨日とは違う空気にしたい・気持ちにしたい」
というリセット・浄化願望が、朝という時間帯とマッチするからかもしれない。
ちなみに、昼、夜はアロマオイルを使って気分転換を図る。
お気に入りのお香
私の部屋が目指す雰囲気は、"ちょっぴり日陰のウッド系和風シンプル"。
だからお香も、しっとり落ち着いた和の香りを好む。
そこで気に入っているのが、京都の香老舗「松栄堂」の『芳輪シリーズ』。
商品パッケージに書いてある文言は、こちら。
天然香料の、奥深く表情豊な香りのシリーズです。
幽玄で心静かな深い味わいが特徴の<天平><室町><元禄>。
伝統的な香りを基に、現代風にアレンジした優美な香りの<堀川><白川><二条>。
お座敷、書斎、客間で、香りある床らしい暮らしをお楽しみください。
銘香 芳輪
和な香りを求める私には嬉しいお香。
中でもお気に入りは、「元禄」。
甘くなく、陰影・静寂が感じられて、私が望む朝によく合う。
空気感を高級旅館風にしたい!
先程の写真、一番右側のピンクパッケージのお香は、「花圃」。
これも松栄堂のもの。
以前宿泊した、広島・宮島の高級旅館「岩惣」のフロントで漂っていた香り。
暑い夏のこと。
カンカン照りの外から、旅館らしい落ち着いた暗さのフロントに入った瞬間、エアコンの涼しさと共にフワッと甘い白檀の薫りが漂って、「なんて粋なお出迎えなんだ!」と感動したのを覚えている。
お土産に買って帰った。
▲こちら、その旅館の公式サイト。
自室のパワースポット(※)を作るにあたり、その雰囲気は「床の間」っぽくしたい!と思っている。
勿論、概念"床の間風"だが。
※ 自室パワースポットとは、お気に入りの物を整え置いて、気分も自分も高まる場所の事を指す。
それでもって部屋全体の雰囲気は、高級旅館和室っぽい雰囲気にしたいと思っているのだ。
先程の旅館「岩惣」のような…
静かで、整っていて、全部素敵なんだけど、あくまで自分が落ち着いて集中してしっとり過ごせることに重きを置いているような、そんな旅館のような…!
物理的には無理でも、精神的な面では…流れる空気感くらいは似せたい。
そんな願望を抱くこの頃。
現実は、気を抜いた瞬間に荒れるような多趣味人間の部屋だが、香りだけはいいものを使う。
これで目を閉じれば、たちまち高級旅館や高級料亭と同じ香り。
ぜひ、お試しあれ。