今は昔、新緑の綺麗な季節に、ちょっと素敵な旅館へ滞在した。
そこの売店で、素晴らしいものを見つけた。
歴清社「手仕事のおすそわけ」
それが、こちら。
金銀紙が種類・大小様々なサイズで入っている、端切れ紙の詰め合わせ。
広島の歴清社さんというところのもの。
サイトからしてもうお洒落。
和、日本の美、シンプル、スタイリッシュ、静寂、陰翳、手仕事…
私が感じる、和風とか日本のかっこよさとは。
機械的・無機質の美しさじゃなくて、温かみと面白みは持たせつつ、削ぎ落とした先に残る強い芯を、細く鋭くと洗練していく美しさの事かなと。
(決して無駄を省くとかではなく…、でも不相応なものはないような。)
そんな貫いた「手仕事の美」みたいなのに魅力を感じて憧れるお年頃。
こんな感じで、B5サイズの金銀紙から、名刺サイズとか、桜型とか、イカソーメン(!)みたいなサイズまで入っている。
歴清社さんのサイトによると、「今まで作成した1000種以上に及ぶ金銀紙の中から、約30種類を大小様々なサイズで取り揃えております」とのこと。
多く入っている「金色」でも、見た目と手触りがそれぞれ違っていて、見ていて楽しい。
ノートの表紙をデコレーション
突如 ノートの表紙をデコりだす。
とても…ゴテゴテです…。
「日本の美」「シンプル」「スタイリッシュ」とか書き連ねていた私と、センスは何処へ…。
画面は埋めたけど、感。
それでもいいのだ。
やはり金銀は視界に入ると気分が爆上がる。
ちなみにノートは、過去記事にも載せた私のお気に入り、marumanのクロッキー帳。
習い事のノートとして、カバンに小さく入れている。
ちなみに、金銀紙の厚みは、コピー用紙より厚い。
水のりとボンドで貼り付けているので、引っ掻きや剥がれには弱いのが難点。
給料袋をデコレーション
実家暮らしなので、家にお金を入れる際のお給料袋なるものを作りまして。
その封筒も、シンプルだと失くしそうなので、金銀紙で装飾をした。
毎月のお金のことだから、少しでもお互いの気分が上がるように、と。
(ちなみに、我が家のこの封筒システム自体、親とのちょっとした コミニュケーションツールにもなっている。)
求めていた「和風」を満たせる
「金」「銀」ならではの、ユニセックスさ
いわゆる「和風」というと…
着物柄とか、その可愛い綺麗さがちょっと女性向けだったり、逆に落ち着いたシンプルの男性向けの品が多くて。
嫌いじゃないけど、なーんか求めているものと違う…と思っていたが、物足りなかったのは、金銀の派手さだったのかもしれない。
うまく自分の中に落とし込んでいないので、まだフワッとした言葉だけど、何となく中性的な派手さみたいな感じ…?
金銀って、ユニセックスみがある感じがする。
気分と創造性が高まる
こんな感じで、この金銀紙を持っていると、「あ!ここで使ってみようかな!」が出てきて、気分も創造性も高まった。
しかも、こんな素敵な金銀紙は普通のお店には売っていない。
本当に、見つけた時に買って良かった。
だって、大人でもこれだけテンション上がるんだもの…
キラキラのビニール加工折り紙を大切にしてずっと眺めて使わなかった幼少期を思い出すと…
もしこの頃に所持していたのなら、自分はどんな反応を示していただろうか?とIfワールドを想像してしまう。
絶対喜ぶだろうな〜。
今日はこの辺で。では、また。