日記は続かない。
でも、何か書き留めたい。
ひとこと記録、心の雑記、美味しかったお店…
ネットや本にあったセリフや言葉、覚えようと思った知識のまとめ…
そんな人にオススメしたいノートが、こちら。
美術の時間に触れたことがあるであろう、マルマンのクロッキー帳。
サイズも紙質も色々選べるので、愛用中です。
ノート…?というか、こちら、クロッキー帳。
中身は無地の紙。
それを今更、あえて大人にこそ推したい理由があります。
大人のノートにmarumanクロッキー帳をオススメしたい理由
・罫線が無いので、あとどのくらい書かなきゃ!が無い。
無地!
これが逆に自由すぎて何書こう?のプレッシャーに思われる方もいるのだろうけれど、余白があっても大丈夫。
あまり書きたくなかったら、文字を大きく書けばいい。
罫線があると、どうしても綺麗に書いてしまおうとしがち。
罫線が無いデメリットとしては、まっすぐ字を書くのが苦手な私は、綺麗に並べて字を書けないことでしょうか。
とはいえ、誰に見られるでも無いし、書きっぱなしのことが多いので、私は気にしません。
・表紙が紙の割に硬い。背表紙も太めで存在感がある。
●表紙について。
厚手のクラフト紙?になっている。
表紙にマジックなどで文字・絵が書けるし、頑丈。結構しっかりしている。
気が向いた時に記入するとなると、そこそこ長い付き合いになるため、表紙の劣化し辛さは結構重要ポイント。
かといって、「表紙が立派すぎて文字書くの気が引ける〜…」と1週間もしないうちに使わなくなることも無い。実用向きでシンプルかつ絶妙な地味さ。
●背表紙について。
本棚に入れても存在感のある背表紙。1cm超え。
これは、デメリットに見えますが、個人的にはメリット点。
いざ書こうとしたときに、ノートのように薄いと、探しがち…。(私だけですか。)
・絵が描ける。
背表紙が厚めで、おしゃれな本のようなノートも売っている中、やっぱり差別化は、ここでしょう。
絵を描くことに特化した画材なので、色々な画材にもある程度耐えられる。
紙の留め方は、ちぎれるリング仕様なので、気が乗らなかったら捨てられる気軽さもポイント。
・万年筆での筆記が可能である。
万年筆でストレスなく書ける。インクのグラデーションを楽しめる。
個人的にはこれが驚きでした。
所謂グラフィーロのようなヌラヌラ感は味わえませんが、インクが詰まらないし、滲まない。
コピー用紙に書くより断然こっちに書きたい。
(ただ、下で記述しますが、用紙の種類がいくつかあり、万年筆に向くものと向かぬものがあります。)
・サイズを選べる。
B5ノート、手帳サイズ、とかに慣れている私にとっては、不思議な規格のサイズがある。
美術に詳しい人だと、その理由がわかるのかもしれません。
素人が察するに、おそらく、絵を描くときの黄金比ではなかろうか、ちょうどいい縦横の比率のものなのでしょう。
中でも、ポケットサイズを一番推したい。
ポケットサイズ推しの理由① 小さい
遠近法で、かなり大きく写っているけれど、女性の掌サイズです。
ポケットサイズ推しの理由② 裏移りしない
これがかなりのウエイトを占める理由。
筆に墨を含ませて書いたものですが…
裏移りしません!
それに、書いていて滲むことも無い!
とはいえ、紙としては薄いので、透けます。(裏移りはしないが、裏写りはする)
また、万年筆の筆記時も、裏移りを気にしなくていいところも素敵。
万年筆で筆記することがある方は、紙選びが重要になりますよね。
滲まないか・裏移りしないか、と…。
万年筆で書いても滲まず、そしていいインク溜まりのグラデーション。
そして…
裏移りしない! ※透けるけど
ポケットサイズ推しの理由③ 紙質が選べる
私が店頭で見つけたのは、2種類。
品番:ポケットシリーズの赤 S 163、青は S 161。
これ、実は表紙の色が違うだけじゃなくて、紙質が違うんです。
今までの、上記(理由①と理由②)は、青の表紙のご紹介でした。
←左が赤い表紙、→右が青い表紙。
赤の方が、紙が硬くてしっかりしています。
なので…
絵を描くのに適しています。
でも、硬い紙とはいえ画用紙よりは柔らかく、水を使うとふにゃっとなります。
上の絵の紙の裏側。水彩絵を描くと、このような裏移りしてしまいます。
まぁ水彩紙では無いので、そこまでは求めません。
色鉛筆画などで絵を描くと、紙の引っ掛かりも少ないので、すごく綺麗に仕上がります。
墨にかなり水を含ませて、薄墨で絵や文字を描くのにハマっていました。
この程度なら、染みないし、滲まない、裏移りしない。
この紙ならではの遊び方だと思います。
私のマルマン クロッキー帳 ポケットサイズの使い方
食べログ、出先で見つけた何かを描いたりするのには、赤い表紙に。
心の雑記、もやもやしたものを吐いたりするのには、青い表紙に。
使い分けています。
あと、ちょっと大きめのサイズのクロッキー帳。
紙が、薄めで、繊維が透けて見えるタイプのもの。
これは本当の鉛筆などのクロッキー向けだと思いますが、私は何も知らずに買いました。
最後に…驚きの価格
なんと、こんなに素敵なノートが、まさかの 300円+税。
(ポケットシリーズの金額)
これだけ色々な使い方ができるし、表紙も紙とはいえそれなりにしっかりしているのに、この値段って…結構破格だと思うのです。
ノートにお金かけるなんて無駄じゃーん派の人からすると、高いかもしれませんが、筆記が好きな方向けには、かなり楽しめるノートだと思います。
…と、ふと我に返って思ったのですが、ノートで300円ってどう思われますか?
私、文房具大好き歴が長いので、文房具に対する金銭感覚がバグっている可能性も出てきました…
なんと、ダイアリーも売っていました。
♪♪♪♪♪
最後に、ひとこと雑記。
昨日書いた、こちらの記事。
Lionvilleの過去のアルバム3枚あるけど、どれを買おう?と悩んだものでした。
が、悩んだのも束の間… 全部買うことにしました。
だって、好きな曲しかないんだよ!?そんなことってある!?という心持ちポチり。YOUTUBEで試聴しつつ、首を長くして到着を待ちます。